Interview社員インタビュー

FM事業部
番組制作・放送運営

廣松 麻衣

仕事と子育てを両立してスキルを活かせる職場

私はコミュニティ放送局「FMたんと」を運営するFM事業部で、主に番組制作やパーソナリティの仕事をしています。大学卒業後、テレビの放送局で4年間、昼の情報番組やニュースのアナウンサーをしており、結婚と出産を機に退社し、大牟田市へ移住しました。2人目の子どもが幼稚園に入園したタイミングで、当社に入社し、今年で3年目になります。女性局長のもと、仕事では自身の経験を活かし、また、子育てでは子どもの行事にも参加させて頂きながら、充実した毎日を送っています。当初、パートとして入社したのですが、2023年度からは正社員として、大牟田市、みやま市、荒尾市の広報誌の読み上げの番組や、ゲストを招いた10分間のインタビュー番組などのパーソナリティ業務や編集作業などを担当しています。コミュニティ放送局はリスナーとの距離が近く、また、災害時には地域のみなさんの情報インフラとしての大切な役割がありますので、とてもやりがいのある仕事です。

「行ってらっしゃい」と送り出してくれる関係

小学校1年生から2歳まで、3人の子どもを育てながら働いていますが、子どもの体調不良や行事などでも「行ってらっしゃい」とすぐに送り出してくれて、本当に働きやすさを感じています。今日も保育参観に行かせてもらいました。FM事業部は子育て中の女性社員が多く、お互い助け合うことで、子育てと仕事の両立を実現しています。当社は、福利厚生がしっかりしています。産休に入る時には、リスナーさんから応援メッセージを頂き、本当に嬉しかったです。放送される地域は広くないですが、その分、地域の方としっかりとつながることができることが、コミュニティ放送局の「強み」だと実感しています。

災害時にこそ活きるコミュニケーションと
チームワーク

普段の放送は、地域に密着した話題や情報を発信していますが、大きな災害が発生した時は、情報インフラとして、大切な役割を担うことになります。私が入社した2020年7月には、豪雨災害が発生し、多くの方が被害を受けました。その際、FMたんとでは、通常放送体制を変更し、24時間体制で災害に関する情報を発信し続けました。社内での円滑なコミュニケーションとチームワーク、そして、地域の方たちとの関係は、災害時にこそ、その力を発揮します。私を含め子育て中の社員は、自分のできる範囲で対応しており、例えば、子どもを寝かしつけた後から出社することもあります。それは、普段からお互いの状況を把握し、コミュニケーションが取れているからこそ、できることだと考えています。

地域をポジティブにするアイデアを

FMたんとは放送開始から8年目を迎えようとしている若い放送局です。まだ、地域の方と一緒に作り上げている段階だと考えています。社長や局長は「まずはやってみなさい」と言ってくれますし、会社としても、放送局としても、新しいアイデアを求めています。よりよい会社に、また、よりよい放送局になるため、風通しよく、新しいことにも取り組みやすい環境です。私自身は、社内でも家庭でも明るくポジティブでいることを心がけています。それは、パーソナリティとして、リスナーさんに情報を届ける時のためです。ラジオでは「いつもあなたのそばに『FMたんと』」というジングルを使っています。リスナーさんにとって、ラジオは他のメディアよりも、身近にあるメディアだからこそ、明るくポジティブに、地域に寄り添う放送局であり続けたいです。

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